レインコートの選び方!自転車通学の女子中学生・高校生におすすめ
自転車通学の女子中学生・高校生にレインコートは必須です。レインコートは合羽(カッパ)やレインウェアと呼ばれることもあります。自転車の傘差し運転は危険であることはもちろん、法律にも違反する行為です。雨の日に自転車に乗って通学する場合は、必ずレインコートを着用しましょう。この記事では自転車通学用レインコートとしておすすめの形や選ぶ時のポイントを紹介します。ぜひ購入前の参考にしてください。
目次
1 自転車通学の女子中学生・高校生におすすめのレインコートとは?
1-1 着脱しやすいレインコート
自転車通学の女子中学生・高校生におすすめなのは、丈が長めのレインコートです。羽織って着るので、制服の上からも着脱しやすいです。レインコートの丈が短いと足元までカバーできないので、膝下丈のロングコートがおすすめです。レインコートは足元を完全にカバーできるわけではないですが、前裾部分に三角のマチがついているタイプのレインコートは自転車を漕いでいる時に足元が濡れにくくなるので、付いているものを選ぶとよいです。
1-2 足元もカバーできるレインスーツ
通学時間が長時間であるという場合には、ジャケットとパンツが分かれているレインスーツ(セットアップ)がおすすめです。足元までしっかりカバーでき、動きやすいデザインです。しかし、着脱しづらいことが難点です。また、制服のスカートの上からパンツを着用するのが難しいので、体操服で登校して学校に着いてから着替えるなど工夫が必要です。
2 自転車通学のレインコートを選ぶポイント
2-1 耐水性
自転車通学用のレインコートを選ぶ際にまず確認したいポイントは、雨が染みにくい素材かどうかです。レインコートは生地裏面の防水コーティングや、縫い目に防水テープを貼るなど、水の侵入を防ぐ工夫がされています。それらの防水性能を数値化したものを耐水圧といいます。耐水圧とは、生地が水を吸収しない最大の水圧を示した数値で、数字が大きいほど強い水圧に耐えられます。耐水圧が低いと、濡れたサドルに座った時や強い雨の時は内側に水が染みてしまいます。小雨の中を通学するなら5,000mm、大雨の中を通学するなら10,000mm以上を目安に選ぶと良いです。
レインコートの商品説明に撥水という表記もあります。撥水は生地に撥水剤を加工して表面の水をはじく性能のことです。ただし撥水のみでは、長時間の使用や強い圧力がかかった時には生地の隙間や縫い目から内側に水が染みてしまうので、必ず耐水圧を確認しましょう。
2-2 通気性
雨の日は湿度も高く、さらに発汗でレインコートの中が蒸れてしまいます。通気性が良く蒸れにくい素材かどうかは、商品の透湿性を確認しましょう。透湿性とは、衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が透過させる(外に出す)度合いを示した数値です。5,000g~8,000gで蒸れにくく、さらに10,000g以上だとべたつきにくくなるので、購入の際の目安にしましょう。
2-3 安全性
雨の日は視界が悪いので、自転車通学用のレインコートを選ぶ上では安全性を考慮することも大切です。周囲が見やすく、周囲から見えやすいレインコートを選びましょう。
フードは顔周りが透明になっているものや首を左右に動かしたときに回るものが視界を確保できるのでおすすめです。
車や歩行者から認識できるよう反射材が付いているものを選びましょう。また、目立つ色(白に近い淡い色や明るい黄色など)のレインコートも視認性が高いのでおすすめです。
また、自転車を漕いでいる時にもたついたり、自転車のタイヤやチェーンに絡まったりしないようなつくりになっているか、サイズは大きすぎないかということも確認しましょう。
2-4 リュックを背負ったまま着られるレインコート
自転車通学用のレインコートは、背中にマチがついていてリュックを背負ったまま着られるレインコートが良いです。パソコンや教科書などの荷物も雨に濡れずに登下校できます。
2-5 ヘルメット対応の大き目フードレインコート
道路交通法により、すべての自転車利用者に乗車用ヘルメットの着用の努力義務が課されました。自転車通学をする場合にはレインコートと合わせて自転車用ヘルメットを準備する必要もあります。ヘルメットのサイズによっては、レインコートも大き目のフードの物を選ぶ必要があるので、気を付けましょう。
3 レインコートの洗濯方法は?
雨の水滴には外気のゴミや埃が混ざっていたり、内側には汗や皮脂が付着していたりするので、雨の日の通学で着用したレインコートは思った以上に汚れています。放置するとカビの発生や嫌な臭いの元になるので、使用後は洗濯しましょう。洗濯方法は商品の洗濯絵表示を確認してください。洗濯機不可のものは洗濯機の故障の原因になるので、必ず手洗いで洗濯しましょう。手洗いの場合は生地を擦らず押し洗いすると、生地が傷まず長持ちします。洗濯後はよく乾燥させてから収納しましょう。撥水性が低下してきたら、防水スプレーを使用すると良いです。
登校時に着用した場合は、校内に干しておけるところがあれば広げて干しておき、無い場合にはタオルでふいて水が染みない袋に入れて保管しましょう。
自転車通学の女子中学生・高校生におすすめのレインコートについてご紹介しましたが、いかがでしたか?参考にしていただけたら嬉しいです。
※学校により着こなしのルールは異なります。
※校則を守って制服コーディネートを楽しんでくださいね!
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